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子どもの友達付き合いに、親はどこまで関わる?見守ることと支えることの違い

きいてみた編集部

友達とのことは子どもに任せたい。でも、悲しんで帰ってきたり、相手の親から対応を求められたりすると、何もしなくてよいのか迷う。子どもの友達付き合いは、親にとっても難しい場面があります。 きいてみたにある、公園での仲間外れ、誕生日会に呼ばれなかった経験、距離を置きたい友達の相談を比べます。どの関係も仲直りさせることを目標にせず、本人の気持ちを聞くことと、大人の助けが必要なことを分けて考えます。

ぬいぐるみとのごっこ遊びでカップを置く手元

1.子どものために動きたいとき、何を目指すか

子どもが傷ついたと知ると、代わりに話をつけたくなることがあります。一方、本人はすでに気持ちを切り替えていたり、親が思う解決を望んでいなかったりするかもしれません。まず、何があって、本人はどう感じ、今どうしたいのかを分けて聞くことが考えられます。

三つの相談でも、親が困っていたのは同じではありません。その場のやり取りに口を出すか、つらい相手と付き合い続けるか、遊びの誘いをどう断るか。問いを分けて読むと、コメントの違いも理解しやすくなります。

2.公園でのやり取りを、どこまで見守るか

一つ目の相談では、七歳の娘と友達の間で、一緒に遊ぶかをめぐるやり取りがありました。別の保護者からも話を聞いた親は、最終的には全員で遊んでいたものの、どの程度関わるべきか迷っています。

好きになる必要はないけれど、優しく接しようね

この声は、誰とでも親友になることと、相手にどう接するかを分けています。仲良くするよう一括して求めるより、嫌なことがあったときの伝え方や、その場での行動を考える見方です。

相談されたり、必要だと感じたりしたら助言はします。気持ちの様子は気にかけますが、それくらいですね。

こちらは、子どもに任せながら気持ちは見ているという立場です。何も聞かず放っておくこととは違います。ただし、これは一つの相談への意見で、叩かれるなどの危険まで見守るべきだという基準にはできません。

手作りの紙人形と色鉛筆

3.誘われないつらさと、距離を置きたい気持ち

二つ目は、娘が友達だと思っていた子の誕生日会に招待されなかった相談です。本文には、以前に怒鳴られたり突き飛ばされたりしたという事情もありました。招待されるかだけに注目すると、付き合い自体への負担が見えにくくなります。

役立ったのは、学校の外で娘が好きな活動を一つ始めたことでした。

同じような経験をした家庭では、学校の外にも本人の居場所を作ったそうです。相手に認めてもらうことだけが目標にならないよう、別のつながりを持つ考え方です。相手の行動をそのままにしてよいという話とは分けて受け止めたいところです。

子どもが傷ついているのに、親が代わりに解決してあげられないと分かっているのは、本当につらいです。

親もつらいという声がありました。その気持ちがあるからこそ、親がしてあげたいことと、子どもが望むことを確認して進める余地があります。

三つ目の相談者の娘は、近すぎると感じる友達と少し距離を置きたがっていました。親は相手の保護者からの誘いを断るたび、どう説明すればよいか困っています。

娘も私も、とても悲しかったです。でも少し時間がたつと、正直に話してくれてよかったと思いました。

こちらは、距離を置かれる側を経験した人の声です。正直に言えば必ず傷つかないのではなく、悲しさがあっても説明を受けたことをよかったと振り返っています。断る際の配慮と、関係を続ける義務は分けて考えられそうです。

娘に、必要な線引きを伝える言葉を教えたことを後悔していません。

この家庭では、親が相手の子に代わりに言うのではなく、本人が伝えるための言葉を一緒に考えたと書いています。親同士の気まずさを避けることだけで、子どもの希望を決めないという視点にもつながります。

職場のテーブルに置かれたシンプルなカップ

4.本人の希望と、安全に関わることを分けて確認する

見守るか介入するかの二択にする前に、何を支える必要があるかを整理できます。本人が話を聞いてほしいのか、相手への伝え方を考えたいのか、今の状況から離れたいのかでも、親の関わり方は変わります。

  • 親の解釈を先に置かず、何があったかと本人の気持ちを聞く。
  • 誰とどんなふうに過ごしたいのか、今の希望を確かめる。
  • 断りたい場合は、本人が言える言葉や保護者が返す内容を一緒に考える。
  • 暴力や継続的な嫌がらせなどは、子どもだけの折り合いに任せず、学校などの大人にも状況を伝える。

例えば「相手と仲直りしたい? それとも、まず話を聞いてほしい?」と希望を尋ねる案があります。これは編集部の例です。答えを急がず、本人がまだ分からないと言える余地も残したいところです。

5.関係を決めるより、困ったときの味方でいる

三つの相談からは、全員と仲良くさせることだけが親の役目ではないと考えられます。相手への接し方を一緒に考えたり、断る言葉を練習したり、別の居場所を持てるようにしたりと、支え方には違いがあります。

本人の希望を聞きながら、安全や尊重されることに関わる問題を見落とさない。親が望む解決を先に決めず、必要なときに話せる関係を保つことを、関わり方の出発点にできます。

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