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友達の子どもが苦手で、会うのをためらう。家族ぐるみの付き合いを続けるには

きいてみた編集部

友人とは仲よくしたいけれど、その子の叫び声や失礼な振る舞いがつらく、会う約束に気が重い。相手の子育てを批判したくもない。そんな相談への異なる立場のコメントから、事情を決めつけず、自分が無理なく会える範囲を考えます。

職場のテーブルに置かれたシンプルなカップ

1.友人を大切にしたい気持ちと、会うつらさが両方ある

相談者は、家族ぐるみで会う友人をいい人たちだと感じています。一方、その子の叫ぶ、怒る、指示を無視するといった振る舞いが気になり、会うのをためらうようになりました。友人も問題を認めているものの、自分ならするはずの対応が見えず、どこまで関わればよいか迷っています。

子どもが苦手と感じたことを、友情のなさや人間性の問題にする必要はありません。ただ、そのつらさから『相手の親は何もしていない』と結論づけることも別の話です。見えている行動、自分への影響、まだ知らない事情を分けると、相手の家庭全体を裁く形にせず相談できます。

2.親がどう関わってほしいかを聞き、自分の範囲も伝える

難しい問題ですね。決める前に、その行動について親と話し、あなたたちにどう対応してほしいのか聞く必要がありそうです。「注意するのは自分たちで、あなたではない」という返事なら、それももっともですが、こちらは少し距離を置いたほうがいいのかもしれません。私は、目の前で失礼なことをされても何もしないよう求められるのは、受け入れられません。でも、それは私の考えです。状況に合わせて、自分で決めるしかないと思います。

対応の方針を聞くのは、自分も同じしつけを引き受けるためだけではありません。自分に向けられた言葉や、家の物の扱いで困ったとき、どうすればよいかを共有するためです。親が注意するなら、こちらは誰へ知らせるか、その場を離れるときはどう伝えるかまで話せます。

伝え方の例です。『前に大きな声が続いたとき、私は会話を続けるのが難しかった。ああいうとき、どう声をかけてほしい? 私はつらくなったら少し離れるね』。子どもを悪い子と呼ばず、実際の場面と自分の対応を話す方法です。相手に同意してもらうことだけを、境界を持つ条件にしなくてよいでしょう。

手作りの紙人形と色鉛筆

3.外から見えない対応もある、という別の立場の声

参考までに、うちにも行動面で難しさのある子がいて、小さいころから対応を続けています。私はその場では、ほかの親が期待するような注意をしないことが多いです。以前は、余計に悪化したり、その行動を強めたりすると分かっていても、悪い親だと思われたくなくて、周囲が期待する対応をしていました。 でも、何もせず悪い行動を直していないように見えても、あえて反応しないのは本当に難しいんです。周りに見られて評価されているときは、なおさらです。実際は、何をするか、何を言うかを、一つひとつ慎重に選んでいます。その行動をよしとしているわけではありません。大きく反応して「親に効いた」と感じさせると、その反応を引き出すために繰り返すので、そうならないようにしているんです。 正直、最近あまり人付き合いをしなくなった大きな理由でもあります。うちの子が悪い影響になってほしくないので、ほかの子のところへ連れていけません。比較的落ち着いているほかの子どもたちには気の毒ですが、今はそうなっています。

この返信は、相談に登場する家庭の事情を説明できるものではありません。その親も同じ理由で対応しているかは分かりません。ただ、目立つ注意がないことだけで、努力や配慮がないとは決められないと気づく材料になります。相手の本心や、子どもの状態を、少ない場面から診断する必要はありません。

同時に、見えない事情があるかもしれないことと、自分がつらいまま同じ会い方を続けることは別です。理解する余地を残しながら、会う時間を短くする、別の場所にする、今日は帰ると伝えるなど、自分側の選択を持てます。相手の努力を認めるために、無理を全部引き受けなくてもよいのです。

4.家族全員で長く会う以外の形も、友情にはある

いつも互いの家で半日過ごしているなら、短い外出で会う、親同士だけで会える日を探すなど、形式を変えることも考えられます。どれが可能かは相手の事情によりますが、『今までと同じでないなら会わない』と先に決める必要はありません。負担の少ない接点を一緒に探せます。

子どもを排除する言い訳を増やすより、『今回は大人同士で短く話せる時間がほしい』と目的を伝えるほうが、一貫した説明になります。難しい時期なら、しばらく連絡中心にする方法もあるでしょう。会う頻度を少し変えることを、関係を終わらせる宣言にまで大きくしなくても構いません。

玄関に置かれた歩き慣れた靴

5.相手の家庭を決めつけず、会える範囲を選ぶ

この相談には、本人たちの方針を聞く声と、親の対応が外からは分かりにくいという声がありました。どちらか一つで自分のつらさを消すのでなく、事情を聞ける部分と、自分で決める部分を持ちたいところです。子どもの評価を確定しなくても、会い方は調整できます。

まず、最近つらかった一場面を、人物評なしで説明してみる。そのうえで次回は少し短く会いたいと相談する。大切な友人と無理なく続けられる接点を、今の暮らしに合わせて作り直せます。

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