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子どもが遊んでも『まだ足りない』と言う。親が楽しませ続けない夕方の作り方

きいてみた編集部

園で遊び、家でもきょうだいと遊んだのに、まだ退屈だと言われる。家事も休む時間も必要なのに、どこまで付き合えばよいのでしょうか。友達ともっと遊びたい子の相談から、楽しかった時間と、遊びを終える約束を考えます。

積み木を置いて遊ぶ子どもの手元

1.遊んだ時間の合計で、夕方の気持ちは決まらない

相談者は、娘が園で五時間ほど過ごし、家でも妹と遊ぶのに、もっと友達と遊びたいと訴えることに疲れています。自分の用事、夕飯、休む時間をいつ取ればよいか分からないといいます。たくさん付き合ってきたからこそ、まだ足りないと言われると、何も報われていないように感じるかもしれません。

ただ、『もっと遊びたい』という希望があることと、その日の世話や遊びが足りなかったことは、同じではありません。楽しいから続けたい場合も、別の相手と遊びたい場合もあるでしょう。満足したと言ってもらうまで予定を足すのでなく、何を望んでいるかを聞きつつ、今日できることの終わりを決められます。

2.最初だけ一緒に始める、という関わり方

退屈との付き合い方を覚える必要があり、最初はかなりぐずるでしょうが、譲らずに自分の用事を続ければ、娘さんも何か見つけます。うちの子たちが本当に一人遊びに行き詰まっていたら、タイマーをかけ、「何分か一緒に、何かを始めよう。その後は自分の用事に戻るよ」と伝えます。秘密基地を作ったり、ゲームを始めたり、工作の材料を出したり、レゴを始めたりします。

前半の『何か見つける』という見通しは、この人の経験からの意見で、すべての子が同じようにできるという保証ではありません。参考になるのは、ずっと相手をするか、最初から全部任せるかの間に、遊び始めだけ助ける方法がある点です。

たとえば積み木を出して最初の形を一つ作り、『ここから先は作っていてね。私は夕飯の準備をするよ』と伝える。途中で困ったときに何を聞けるかも短く話します。親が離れることを突然の打ち切りにせず、どこまで一緒にするかを先に示すための工夫です。

ぬいぐるみとのごっこ遊びでカップを置く手元

3.家事をする時間に、一緒にいられる場面もある

嫌みなコメントがついていて、気の毒に思います。 家事や買物、料理に一緒に参加させようとすると、どうなりますか? 一人でやったほうが気楽なのは分かりますが、子どもがすることもでき、新しいことも学べます。少し退屈させてもいい、という意見にも賛成です。

家事への参加は、すぐに戦力になってもらう話とは限りません。自分の近くにいたい気持ちがあるなら、簡単な一工程を一緒にする選択肢です。たとえば洗い終わった布巾を決めた場所へ持っていくなど、その子が扱える作業を選べます。

ただ、子どもと一緒にすると余計に時間がかかる日もあります。それを親の工夫不足にしなくてよいはずです。今日は一緒にする余裕がない、と決める日も含めて、暮らしの中の選択です。遊び、家事、休むことのすべてを同時に満点にする案を探すと、また親の負担だけが増えてしまいます。

4.遊びを終えるとき、楽しかったことまで取り消さない

伝え方の例は、『まだ遊びたいんだね。今日はここまで。帰ったらご飯の準備をするよ』です。泣いたり不満を言ったりしても、『あんなに遊んであげたのに』と、一日の楽しさを返してもらおうとしなくてよいでしょう。子どもの希望は聞きながら、予定の終わりは変えない話し方ができます。

翌日や次の休日に遊ぶ予定が立てられるなら伝えられますが、その場を収めるためだけの約束は避けたいところです。まだ決まっていないなら、決まっていないと伝える。今できることと、後で考えることを分けると、親がその都度新しい娯楽を用意する役目に戻りにくくなります。

手作りの紙人形と色鉛筆

5.『満足した?』だけを、一日の採点にしない

子どもがもっと遊びたいと言う日にも、親は十分いろいろなことをしているかもしれません。希望を聞くこと、少し始めるのを手伝うこと、一緒に家事をすること、今日はできないと終えること。それぞれを選んでよいはずです。楽しませ続ける一つの役目にまとめなくても構いません。

まず夕方の一場面で、どこまでは一緒にし、その後は何をするかを先に伝えてみる。子どもの機嫌だけでなく、自分の用事や休む時間が少し確保できたかも、振り返る材料にできます。

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