趣味・余暇
やりたい趣味が多すぎて、何も始められない。今日やることと、休ませることの決め方
読みたい本も、作りかけの作品も、新しく試したいこともある。自由な時間はできたのに、どれを選ぶか考えて終わってしまう。多趣味の人と、文章を書くか絵を描くか迷う人の投稿から、趣味を減らす決断より小さな、今日の選び方を考えます。

1.選ばない趣味を、やめる趣味にしなくてよい
最初の相談者には、読書、園芸、料理、写真など二十個ほどの趣味や関心があります。全てに時間を使えないと分かっていても、手をつけていないものが気になり、やりくりする仕組みを探していました。好きなものが多いこと自体より、全てを今進めたいことが負担になっているように読めます。
今日一つ選ぶたびに、残りを諦める気がするなら、選択そのものが重くなります。今取り組まないことと、もう好きではないことは分けられます。手元に残したい趣味の一覧と、今週動かすものの一覧を別にするだけでも、一回の選択に背負わせる意味を小さくできます。
2.季節で絞る方法と、時間帯を決める方法
以前はいくつもの趣味を同時にやろうとして、調べるだけで終わることが多かったです。今は一つの季節に一つ選んで、しっかり取り組むようにしています。
私は時間帯を決めています。午後4〜6時は文章を書いて、6〜8時は編み物をします。
一つの季節に集中する人と、一日の時間帯で分ける人がいます。どちらも選ぶ回数を減らす工夫ですが、合う条件は違います。準備や片付けが大きい制作なら、短時間で入れ替えるとかえって落ち着かないかもしれません。道具を出さずに始められる趣味なら、短い区切りでも楽しめるでしょう。
毎日の時間割が守れないと落ち込む人には、空いたらこの一つをやるという順番だけでも選び方になります。一方、季節を決めても別の物が気になるなら、休ませる趣味を見える場所から一時的に片付ける方法もあります。道具の数より、再び始める手間を含めて選びたいところです。

3.休ませるときは、再開の手がかりを残す
数年後、時には何十年もたってから戻ってくることもありますし、やめたことを後悔しても仕方ありません。後悔するなら、やめたところから再開すればいいんですよね。後悔するのはまだ興味があるということなので、もう一度やってみて、区切りをつけるか続けるかを決めます。
この人は、離れた趣味へ戻ることもあると書いています。ただ、休めば自然に再開できるとは限りません。制作途中の物なら、次に何をするところだったか分からず、再開の負担が増える場合もあります。休む許可に加えて、戻るための情報を少し残すと、自分に合う形にできそうです。
編集部の例なら、道具をしまう前に、作品の状態を撮り、次の一手と必要な材料を一行だけ書いておきます。管理用のアプリを整えるために時間を使いすぎず、後日の自分が迷わない最小限のメモにします。完成させる義務を増やすための進捗表ではありません。
4.疲れた日に、趣味を選ばない選択も入れる
選択肢が多くて、選ぶこと自体に疲れているんですね。どちらに少しでも気持ちが向いているか考えて、そちらだけに集中してみてください。私にも同じことがあります。一つに絞ると不安が薄れて、1日の過ごし方も組み立てやすくなります。
二つ目の相談者は、疲れていて文章と絵の両方には取り組めないと書いていました。選択に迷う時間を減らす工夫と、そもそも休みたい日の判断は別です。趣味を楽しめなかった日の埋め合わせまで予定に入れると、空いた時間がまた課題で埋まってしまいます。
まず今の元気でできる範囲を考え、その中で少し気が向くものを選ぶ。どれにも向かなければ、その日は休む。編集部としては、毎回同じ時間を使えたかより、選んだ後に落ち着いて取り組めたかを振り返るほうが、仕組みの良し悪しを見やすいと考えます。

5.残りの趣味を消さず、動かす数だけ減らしてみる
趣味を整理する目的は、全てを効率よく進めることとは限りません。迷う時間を減らして、好きな作業へ入るためです。現在動かす物を一つか二つにして、残りには再開のメモをつける。これなら、興味が広い自分まで変えようとせずに試せます。
一週間後には、予定どおり進んだ量だけでなく、取りかかるまでの迷いが減ったかを確かめます。窮屈なら期間を短くし、選び直しても構いません。今日やらない趣味にも居場所を残しながら、今使える時間へ一つ招き入れる。その程度の区切りから考えてみてはどうでしょうか。