趣味・余暇
ノートを取り、学ぶことを趣味にしたい。課題や試験がなくても楽しめる、自分の問いの作り方
学校でしていたように、ノートを取ったり図を描いたりしたい。何かを知るのは好きだけれど、課題も試験もないと何から始めればよいか分からない。学ぶ時間そのものが恋しくなることがあります。 学ぶ活動を探す相談と、本や動画で始められる趣味についての投稿から、自分で学ぶ時間の作り方を考えます。資格や成果へ結びつけることを急がず、知りたいことを一つ残す方法を探ってみます。

1.何を学びたいかと、どんな作業が好きかは分けられる
ある相談者は、学校を離れた後、ノートを取ったり、図を描いたり、パソコンで何かに取り組んだりする時間が恋しいと書いていました。別の投稿では、本や動画を通じて学べる趣味に、どんなものがあるかを尋ねています。
一つ目は学ぶときの作業、二つ目は知る対象を探す問いに近いようです。教科を一つ決めることだけでなく、読む、まとめる、比較する、実際に試すといった、好きな過ごし方から考える方法もあります。
たとえば、図を描くことが好きなら、身近な仕組みを見て関係をまとめる時間が楽しいかもしれません。長い文章を書くのが好きでなくても、学ぶ趣味ができない理由にはなりません。残したい情報の形を、自分で選べるところから始められます。
2.広い分野を制覇するより、気になった一つを残す
相談には、自分の興味をまとめたノートを作る人から、具体的なコメントがありました。
今のお気に入りの趣味の一つは、適当なテーマや狭い分野を見つけ、ノートを持って、できる限りの情報を書き込むことです! 紙を全部バインダーに入れれば、ほら、本当に興味のある雑多なことが詰まった一冊になります。学問でなくてもよく、私にはゲームの世界設定だけの章も丸ごとあります。
興味が一つにまとまっていなくても、今気になったことを残す場所を作れるという考え方です。ただ、できる限り全部を集めることが負担なら、その人と同じ量を目標にする必要はありません。
たとえば、気になった建物を見て「窓の形が違うのはなぜだろう」と思ったなら、その問いを一つ書きます。調べる途中で別の時代や構造へ興味が広がっても、まず最初の問いへ戻れる場所を残しておく。分野全体を理解しようとするより、次に読む理由を小さくできます。
ノートも、整えてから学び始めるものにしなくてよいでしょう。まず一枚に問いと分かったことを書き、増えたら分ける形でも始められます。分類や見た目を完成させる作業が好きなら楽しめますが、それが重くなるなら、今の関心が見つかる程度で十分かもしれません。

3.新しい題材を買わず、手元にある物を調べる人もいる
同じ相談の別のページには、家にある機器を題材にした人の経験がありました。
家の中で使いこなせていない機器を全部見直し、取扱説明書をちゃんと読み、いくつか使い方の講座を受け、色分けしたきれいなノートを取りました。ラベルを整えた仕切りと一緒に、3穴のリング式バインダーへ入れています。今は、買ったり定額契約したりした小さなアプリも含め、持っているソフト全部で同じことをしています。
特別な題材を探す前に、すでに持っている物にも、まだ知らない仕組みや使い方があるという例です。この人は家の物を広く調べていますが、始めるなら一つでよいでしょう。
たとえば、使っている道具の説明書を読み、知らなかった機能と、自分の生活で使いそうかを短く残す方法があります。読んだ内容を写すだけでなく、「自分は何に使いたいか」が入ると、後で見返す理由もできます。
反対に、実用的な用事を調べると仕事の続きのように感じるなら、暮らしと直接関係のない題材を選んでも構いません。学びを役立つ作業へ変えなければならない、という話ではありません。自分がどんな時間を楽しみたいかへ戻って選びます。

4.知る楽しみと、できるようになる練習を区別する
本や動画で学べる趣味の投稿には、自分で覚えてきた活動を書いた人もいました。
ワイヤーを編んだり、たたいて形を作ったりするアクセサリーを作っています。本と、ときどき見る動画だけで独学しました。チェーンメイル、ビーズ編み、何種類かの針仕事も、図書館の本で覚えました。
これはその人の学んだ経験で、同じ資料を見れば誰でも同じようにできるという証拠ではありません。知識を読むことと、自分の手で再現することは、別の時間として考えられます。
調べること自体を楽しむ日には、必ず何かを作らなくてもよいでしょう。一方、実際にできるようになりたいなら、資料を見た時間だけで進み具合を測らず、小さな工程を試して、どこで分からなくなったかを残す方法があります。
- 今知りたいことを、一つの問いで書く。
- 読んだ資料と、自分が理解したことを分けて残す。
- まだ分からない点を、次の問いにする。
- 実践するなら、資料だけでは確認できない条件も確かめる。
たとえば、図を見て理解したつもりでも、自分で順番を書いてみると、間の手順が抜けていることがあります。そこで気づいた疑問を次に調べれば、ノートは成果を見せる物だけでなく、学ぶ方向を見つける道具になります。
資料に書かれたことと、自分の考えを分けておくことも役立ちます。「本にはこうあった」「自分はこう考えた」「ここはまだ確かめていない」と残せば、後で内容を見直せます。きれいに埋まったページより、何を根拠に理解したかが分かる記録を目指す方法です。
なお、本や動画で知識を得ることと、どんな活動でも一人で実行できることは別です。道具や技能に条件があるものは、説明や参加条件、必要な指導を確かめます。好きな題材を深く知ることと、今すぐ実践することを同じ目標にしなくてもよいでしょう。
5.一冊を完成させるより、また調べたい問いを残す
学ぶことを趣味にするとき、自分で課題を作れる自由もあれば、区切りを決めにくい面もあります。全部分かったかで判定せず、今日知ったことと次に気になることを一つずつ残す形も考えられます。
まずは身近な関心を一つ選び、一枚だけノートを作ってみる。そこに問い、見た資料、分かったこと、まだ分からないことを残す。続きが気になったら、次のページへ進む。そのくらいの単位から、自分の学ぶ時間を作ってみてください。