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一人で趣味や外出を楽しみたい。でも寂しい。ひとり時間と、人に会いたい気持ちを両方残す

きいてみた編集部

一人なら好きなペースで楽しめるのに、どこか後ろめたい。出かけたい場所はあるけれど、友達同士の人を見ると寂しくなる。一人の時間についての迷いは、同じ言葉でも中身が違います。 一人で趣味に集中することが好きな人と、一緒に出かける相手がいなくて悩む人の投稿から、気持ちを整理します。一人で平気になることだけを目標にせず、活動と人とのつながりを別々に考えてみます。

職場のテーブルに置かれたシンプルなカップ

1.一人でいたいのか、一緒に行く人がいないのか

一人で趣味をするのが好きだという投稿者は、友達を嫌いになったわけではないと書いていました。自分のペースで過ごすのが楽しいのに、家にいると怠けているように感じるそうです。

一方、別の相談者は、試したい活動や行きたい場所があるものの、一緒に出かける相手がいないことに悩んでいました。友達同士の人を見ると、自分だけが浮いているように感じると話しています。

前者には、好きな一人時間を選んでよいかという迷いがあり、後者には、望むつながりが足りない寂しさがありそうです。どちらにも同じように「一人は気楽でいい」と返してしまうと、話の中心を取り落とすかもしれません。

自分が困るのは、家で過ごす選択に罪悪感があることなのか、感想を分かち合う相手がいないことなのか。あるいは、初めての場に一人で入る不安なのか。ここを分けると、何を変えたいかが見えてきます。

2.一人の楽しみを、毎回正当化しなくてもいい

一人で趣味を楽しむ投稿には、次のコメントがありました。

大勢に囲まれるより、一人で大好きなことをしていたいです。

一人なら、始める時間も終わる時間も、自分の興味に合わせられます。人と会う約束に意味があるように、自分のために空けておく時間にも意味を置いてよいのではないでしょうか。毎回、役立つ成果を残さないと休めない形にはしたくありません。

ただ、友人からの誘いを断り続けていて、関係は残したいなら、その希望も伝えられます。たとえば「今週末は家で作業したい。また来月ご飯に行きたい」と、今回の選択と今後も会いたい気持ちを分ける例です。実際に約束できない予定を、断るためだけに言う必要はありません。

一人の時間を持つことと、誰にも何も伝えなくてよいことも同じではありません。家族との分担や先にした約束があるなら、そこは調整が必要です。その調整ができたうえで、自分の時間を選ぶたびに罪悪感で採点し直さなくてもよいと思います。

連絡を考えながらスマートフォンを持つ手元

3.寂しさがあるなら、人に会いたい望みも残す

一緒に出かける人がいないという相談には、気持ちへの共感と、活動の場を探す提案がありました。

そう感じるのは、とてもよく分かります。周りが一緒に楽しんでいるのを見ると、なおさらですよね。

寂しいと感じることを、一人行動に慣れていない弱さと決めなくてもよいでしょう。活動を楽しみたい気持ちに加えて、感想を誰かと話したい望みがあるなら、後者だけが残ることもあります。

たとえば、一人で展示を見ることは楽しめても、帰りに話せる人がほしい場合があります。そのときは、誰かと一緒に入場しないと何も楽しめないわけではありません。活動は一人で試し、後で友人に感想を伝えるなど、共有する時間を別に作る形も考えられます。

反対に、共同作業や対戦など、ほかの参加者がいて成り立つ活動もあります。一緒に行く友人がいないことと、参加先に相手がいないことを分け、一人で申し込める形式か、経験の条件は何かを確認する必要があります。参加すれば必ず友達ができる、と期待を一度に大きくしないことも大切です。

手作りの紙人形と色鉛筆

4.一人の外出は、慣れるための試験にしない

相談へのコメントには、最初の気まずさについて書いた人もいました。

最初の何回かは、「友達がいません」と人前で宣言しているように感じますよね。

本人には目立っているように感じられても、周りの人が何を考えているかは分かりません。「誰も見ていないはず」と自分を説得し続けるより、まずは自分が何を楽しみに来たのかへ戻れる形を考えてみます。

  • 初めての一回は、短く終えられる予定を選ぶ。
  • 何を見る、何を味わうなど、やってみたいことを一つ決める。
  • 一人で参加できるか、予約や人数の条件を先に確認する。
  • 合わなければ、無理に長く滞在せず次の方法を考える。

たとえば、丸一日を充実させようとするより、気になっていた場所に少しだけ立ち寄る形なら、結果を大きく判定せずに済むかもしれません。寂しかったとしても、場所が合わなかったのか、長すぎたのか、誰かと共有したい活動だったのかを振り返れます。

なお、一人で出かけられることと、誰にも頼らず行うことは別です。初めてで技能や安全への配慮が必要な活動まで、一人でやり遂げる挑戦にする必要はありません。参加条件や指導のある形式を確かめる話と、人目が気になる話は分けて扱いたいところです。

出かけた後も、楽しく過ごせた時間と、少し寂しかった時間の両方があって構いません。一度の外出で「自分は一人向きか」を決めるより、次はどこを変えればよいかを一つ残すほうが、選択肢を増やせそうです。

5.一人か誰かと一緒かを、その都度選べるようにする

一人の趣味が好きでも、人と会いたい日はあります。友人がほしくても、すべての外出を誰かの都合が合うまで待つ必要はないでしょう。二つの望みは、どちらかを消さなくても残せます。

次の予定を考えるときは、「一人で味わいたい時間」と「誰かと分かち合いたい時間」を分けてみる。その日ごとに選べる形を増やしていくほうが、一人で平気な自分にならなければ、と無理をするより生活に合うかもしれません。

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