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恋人から友人と会わないでと言われた。安心と交友関係をどう話す?

きいてみた編集部

恋人に不安を感じてほしくない。でも、そのために長年の友人との関係をやめるのは違う気がする。そんなとき、不安を受け止めることと、交友関係を相手に決めてもらうことを分けて考える必要があります。話し合える内容と、守ってよい自分の選択を整理します。

玄関に置かれた歩き慣れた靴

1.誰と会うかの話に、何の不安が含まれているのか

二人で過ごす予定が毎回後回しになるのか、以前の約束と違う付き合い方があったのか、性別だけを理由に友人関係を認めないのか。どれも「友達に会わないで」という言葉になり得ますが、話し合う内容は同じではありません。

具体的な出来事があるなら、その出来事や約束を確かめられます。一方、属性だけで友達を一括して制限する形では、一人と離れても次の相手が不安の対象になるかもしれません。自分が何もしていないことを延々と証明するより、互いに何を約束したいかを具体的にする必要があります。

2.会う予定の調整と、関係を切る要求を分ける

長年の友人との付き合いを制限される話では、次の問いが出ています。

「私の人生や人付き合いを、こんなふうにあなたに決めさせるつもりはない」と言ったら、彼はどうするでしょうか?

この強い言い方を、そのまま面と向かって使う必要はありません。考える材料になるのは、自分が違う意見を持ったとき、相手がどう対応するかです。寂しいと話して予定を相談できることと、従わないと責めたり脅したりすることは違います。安心の作り方を、片方だけの服従にしないことが大切です。

連絡を考えながらスマートフォンを持つ手元

3.性別だけでは、人間関係は説明できない

引用元のやり取りには、性的指向や、長年支え合ってきた友人関係の背景もあります。その背景を無視して「異性の友人がいるなら恋人は不安になるもの」とまとめると、本人にとって大切な関係が見えなくなってしまいます。恋愛の可能性を性別だけで推測できるわけでもありません。

二人で過ごす時間が少ないなら時間の話を、約束を破ったならその約束の話をします。友人に恋人を紹介する方法が合う場合もありますが、紹介やスマホの提示をしなければ交友関係を持てない、という条件にする必要はありません。相手の不安に配慮する方法は、すべてを見せることだけではないのです。

4.相談できる約束と、自分が選べない条件を明確にする

編集部の伝え方の例です。「一緒に過ごす予定は大切にしたいし、何が不安なのかは聞きたい。でも、性別だけで長年の友達との関係をやめることはできない。具体的に困った出来事があるなら、その話をしたい」。何を相談でき、何を受け入れられないかを分けます。

反応が怖く、自由に話せない場合は、説得の仕方を一人で工夫し続けなくてよいものです。交友関係や行動を制限される状況があるなら、信頼できる人や専門の相談先に話す選択があります。内閣府のデートDVに関する案内も、状況を整理する参考になります。https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/date_dv/index.html

職場のテーブルに置かれたシンプルなカップ

5.相手を安心させることに、自分の人間関係すべてを差し出さない

恋人を大切にすることと、友人を大切にすることは、必ずしも競争ではありません。予定や約束を話し合う余地がある一方で、誰と付き合ってよいかを一方だけが決める関係を受け入れる必要もありません。

まずは「友達か恋人か」という二択に乗る前に、不安の対象となっている出来事を確かめてみてください。その話に、自分の希望も同じ重さで出せるかどうかが、約束の内容と同じくらい大切な点です。

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