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恋人の生活費、どこまで負担する?収入差と、支払いの約束を考える
恋人より自分のほうに余裕があるからと、家賃や食費を助けている。最初は納得していたのに、頼まれる額が増えたり、断りなくお金を使われたりすると、助けたい気持ちだけでは続けられません。払えることと、引き受けると約束したことを分けて考えます。

1.収入に差があることだけで、支払い役は決まらない
二人で生活費の負担を相談することはできます。ただ、片方に余裕があるというだけで、もう片方の支払いをすべて引き受ける約束になるわけではありません。一緒に使う費用の分担と、一方の生活への援助は、まず分けて考えたい話です。
たとえば、二人で住む部屋の家賃と、自分は住んでいない恋人の家賃では、決める前提が違います。どちらを選ぶ場合でも、何のために払うのか、自分はどこまで納得しているのかが曖昧だと、頼まれるたびにその場で判断することになります。
2.一度助けたことを、毎回の同意にしない
自分が住んでいない部屋の家賃も援助し、預けたお金まで無断で使われたという話には、こんな意見があります。
お金について、はっきり線引きしましょう。どんな関係でも、こうしたことを話し合い、お互いが納得できるところを見つけるのは大事です。
一度払ったから、次も同じように使ってよいわけではありません。預かっているお金と、自由に使ってよいお金も違います。「結局自分が払うのだから」とその場で済ませても、事前に聞いてほしかったという問題は残ります。金額の大小より、誰が決めた支出なのかを確かめる必要があります。

3.助ける目的と、終わり方を一緒に話す
一時的に困っている間の援助なのか、今後も続けたい分担なのかで、必要な相談は変わります。いつまで、どの費用を、どんな条件で負担するかを話しておくと、金額が増えたときも、元の約束に戻って確認できます。具体的な割合に、すべての二人に合う正解があるわけではありません。
一方、期間を決めたら突然すべてを打ち切ればよい、とも限りません。相手の生活に組み込まれている支払いなら、変更する時期や本人がどう準備するかを相談します。ただし、その話を始めるたびに責められ、合意なく支出が増えるなら、計画の立て方だけの問題ではないと考えてよいのです。
4.不満を飲み込んで払う前に、承諾していないことを伝える
別の経験からは、こんな声もあります。
私にも、断らずにカードを持っていく元彼がいました。私がその場にいても、それは嫌だと伝えたら、二度としなくなりました。それくらいの線引きは、ごく当然です。あなたもうまくいくといいですね。
この経験と同じ結果になるとは限りませんが、断りなく使われることを嫌だと伝えてよい、という点は参考になります。編集部の例なら、「私のお金を使うときは、買う前に相談してほしい。今回はその支払いには同意していません」。自分の貯蓄や家庭の余裕を、相手が自由に使える理由にしないことです。
引き受けられる額を考えるときは、自分の現在の生活費と将来の必要額も外せません。家計を把握し、必要なお金と時期を考える基本は、金融庁の案内も参考になります。https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/invest/index.html

5.助けたい気持ちが続く形か、自分も確認する
支援をしているから常に上の立場になるわけでも、受ける側が何も相談できなくなるわけでもありません。どちらも、納得できる範囲と意思を持つ関係にしたいところです。感謝されていれば、どんな支出も我慢できるとは限りません。
まずは最近の支払いを一つ選び、「自分が事前に引き受けたものか」を確認してみてください。余裕があるかどうかだけでなく、二人で何を約束したかへ話を戻すと、次に相談する内容が見えてきます。