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仕事を探したいのに、準備が終わらない。応募を始める前に全部整えるべき?

きいてみた編集部

生活のリズムを戻し、勉強して、自信がついてから応募しよう。そう考えているうちに、準備がまた一つ増えてしまう。働きたい気持ちはあるのに動き始められない相談から、必要な準備と、応募しながら確かめられることをどう分けるか考えます。

応募書類を入れた封筒の端

1.働き始める前に、別の合格点を作っていないか

相談者は長い職歴がなく、まず一か月、生活のリズムやパソコン操作を整え、ボランティアもしてから仕事を探すつもりだと書いていました。以前の理想の仕事探しから、安定して働くことへ目標を変えようとしている段階です。準備には、それぞれ本人なりの理由があります。

ただ、応募前に全てを達成しようとすると、仕事を始めるための準備が、さらに別の審査のようになる場合もあります。「自信がある状態」といった終わりの分からない条件が入るほど、始める日は決めにくくなります。準備を否定するより、何を満たせば次へ進むのかを具体的にしたいところです。

2.仕事探しと生活の立て直しを、必ず直列にする必要はあるか

具体的に言うなら、今すぐ応募を始めたほうがいいです。通勤などの条件が合って、自分にもできそうな未経験可の仕事を探して、まず応募してみてください。探し始めればすぐ採用されるとは限りません。先に仕事探しを始めて、その間にほかのことを整えればいいんです。睡眠を整えるのもボランティアもいいですが、求職活動と並行してやってみたらどうでしょうか。

このコメントは、生活を整えることをやめろとは言わず、求職活動と並行する案を示しています。一方で、今すぐ誰もが応募できるという一般論にする必要もありません。本人の状態や予定によって、先に整える必要のあることは違います。使えるのは、順番を固定しすぎていないかという問いです。

たとえば、すぐ面接を入れることは難しくても、求人を一件読んで勤務時間を確認することならできるかもしれません。応募するか決める前にも取れる情報があります。「応募する/まだ何もしない」の二択から、今日確かめられる小さな行動を取り出す考え方です。

予定を確認するために開いた手帳

3.資格や経験の不足と、漠然とした不安を分ける

必要なスキルを調べて、一つずつ身につけていくところから始めます。

未経験の仕事の学び方を尋ねた別の投稿には、必要なスキルを調べるという声がありました。ただし、役立ちそうなことを際限なく集めると、また準備が増えます。応募条件に書かれた必須のものと、入ってから覚える仕事と、自分の安心のために勉強したいものを分けてみる必要があります。

編集部の例なら、気になる求人三件だけを読み、共通して求められる操作を一つ確認します。その操作ができないなら試し、条件が曖昧なら質問できるか調べる。全ての仕事に通じる能力を先に身につける目標より、次の応募に関係する不足を見つける方法です。

4.準備の予定には、次に決める日も入れる

一か月勉強すると決める場合も、その最後に何をするかまで置いておくと、準備が終わったかを考えやすくなります。「不安が消えたら応募する」ではなく、「この日に書類を見直し、応募できる求人があるか判断する」という形です。決めた日に無理があれば、何が難しいかを具体的に見直します。

また、準備中の経験を大きく見せるために、していない仕事や活動を経歴へ足す必要はありません。説明を分かりやすく整えることと、事実を増やすことは別です。伝えられる経験と、今できることを整理するほうへ力を使いたいところです。

ノートパソコンのトラックパッドに触れる指先

5.最初の行動は、採用されることそのものではない

一件応募して結果が出なかったからといって、生活を立て直してきた時間まで無意味になるわけではありません。逆に、準備を長く続けても採用の保証が得られるわけではないでしょう。自分で確認できる行動と、相手の判断で決まる結果を分けておくと、次に何を変えるか考えやすくなります。

まずは求人を一件読み、働く時間や必要な条件を確認する。そのうえで、応募と並行できる準備を一つ選ぶ。今の自分を完成させてから社会へ出る、という大きな課題にするより、具体的な仕事との接点から準備を見直す方法を考えてみてください。

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