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不採用になった求人がまだ出ている。再応募する前に、何を確認すればいい?

きいてみた編集部

最終面接まで進んだ会社から不採用の連絡。その後も同じ求人が出ていると、「まだ人が決まっていないなら、もう一度見てもらえるのでは」と考えてしまいます。ただ、再応募するとしつこいと思われないか、連絡するには早すぎないかも気になります。 きいてみたには、長い選考を経て不採用になった後、掲載が続く求人への再挑戦を迷う相談がありました。寄せられたコメントは、応募し直す前に担当者へ確認する方向を勧めています。その言葉を手がかりに、期待と分かっている事実を分け、連絡で確かめたいことを整理します。

応募書類を入れた封筒の端

1.掲載が続いていることと、再選考の可能性は別の情報

相談者は、複数の面接や試験を通過した後、最終段階で不採用になりました。自分の経験や言語のスキルが求人に合っていると感じていたため、ほかに候補者が決まったのだろうと受け止めていました。ところが、その後も掲載が続いていたため、もう一度応募する価値があるのではないかと考え始めます。

ここで確認できるのは、求人を見かけたことと、以前の応募には不採用の返事があったことです。なぜ掲載が続いているのか、募集内容が変わったのか、同じ人の応募を再度受け付けるのかは、この投稿には企業からの説明がありません。掲載だけから、前の判断が変わったと読むことはできません。

だからといって、確認する意味までないとは限りません。期待を確定した事実に変えず、「もう一度検討してもらえるか」という未確認の点を、一つの質問にすることができます。

2.同じ応募を送る前に、やり取りした担当者へ聞く

一人の回答者は、何も伝えずに再応募することと、担当者へ短く連絡することを分けていました。

何も伝えずに再応募するより、やり取りした人事担当者に短いメールを送るのがいいと思います。求人がまだ出ているのを見たこと、今も興味があることを伝えて、もう一度検討してもらえるか聞いてみてはどうでしょうか。

この提案では、以前の選考をなかったことにせず、やり取りした相手に、今も関心があることを伝えています。「掲載が続いているのだから採用してほしい」と迫るのではなく、再検討の余地や手続きを尋ねる形です。相手が何に答えればよいかを明確にできます。

連絡先や再応募について企業から案内がある場合は、まずその内容を確認したいところです。以前の担当者が分からない場合も、個人の連絡先を探し回るより、募集ページで示されている問い合わせ先や応募方法を確認するほうが、問い合わせの目的に沿っています。

ノートパソコンのトラックパッドに触れる指先

3.「何か月待つべきか」に、一律の答えは出ていない

相談者が特に気にしていたのはタイミングでした。上のコメントへの返信で、こう聞き直しています。

待ちすぎると採用が決まってしまう可能性は分かっていますが、不採用になってからまだ1か月しかたっていません。

一方、別の回答者は、ほかの候補者と話が進んでいるかもしれないとして、待たずに確認することを勧めました。

待たないほうがいいです。もうほかの候補者と話を進めているかもしれません。

ここでの「かもしれません」は、その会社の採用状況を知ったうえでの報告ではありません。相談者は早すぎることを心配し、回答者は待っている間に状況が変わることを心配しています。どちらも、分からない採用状況をどう扱うかという話です。

このやり取りから「不採用の1か月後なら再応募できる」といった共通ルールを作ることはできません。企業が期間や条件を示しているなら、それを確認する。示されていなければ、連絡の目的を再応募の可否の確認に絞る。何か月かを当てようとするより、自分の応募に適用される条件を確かめる考え方です。

4.短い連絡に入れておきたい四つのこと

コメントを踏まえ、編集部では、問い合わせに入れる材料を次の四つに整理しました。長い再アピール文を書く前に、相手が以前の応募と現在の質問を結び付けられるようにします。

  • 以前応募した職種と、選考を受けた時期。
  • 現在もその仕事に関心があり、掲載を見て連絡したこと。
  • 再応募や再検討が可能か、必要な手続きがあるかという質問。
  • 前回以降に関連する経験や成果が増えた場合は、その事実を短く補足。

新しい実績がなければ、無理に変化を作る必要はありません。また、前の面接がうまくいかなかったと自分で感じていても、それが不採用理由だったと決めつけないほうが、問い合わせの焦点を保てます。まずは再応募の扱いを聞き、可能だという返事があれば、その後の準備で経験や志望理由を整理し直せます。

返事が来ない間は、再選考が始まったと考えず、まだ確認できていない状態として扱います。一つの会社からの連絡だけを待って、ほかの応募を止める必要はありません。繰り返し連絡して気持ちを伝え切ることより、今回の問い合わせで何を知りたかったかに戻ると、次の行動を考えやすくなります。

閉じたノートの上に置かれたペン

5.まとめ:もう一度頼む前に、もう一度応募できるかを聞く

今回の相談への返事は、どれも担当者への連絡を勧める方向でした。ただし、採用が決まったという後日談や、再選考を約束する情報はありません。コメントを読むときも、連絡するという提案と、結果への期待は分けておきたいところです。

掲載が続いている理由を一人で推測するより、以前の応募を明記して、再検討が可能かを短く尋ねる。その返事をもとに準備を進め、ほかの選択肢も保っておく。不採用の結果を覆せると決めつけず、それでも確認できることは確認する、という進め方です。

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