自分で選んだわけでもない狭い専門分野から、抜け出せなくなった人はいますか?
3年前、幅広い仕事を担当するという募集を見て入社しました。ところが半年以内に、ほかの誰も触りたがらない、ごく特殊な社内業務の担当になりました。それが得意になり、評価されるようになって、今では声をかけられる仕事が、どれもその延長線上のものばかりです。
問題は、偶然そうなっただけだということです。意図して選んだ道ではありません。ただ入社して、空いていた役割を埋めただけなのに、職務経歴書はまるで自分からこの道を選んだかのようになっています。
別の方向へ移るとなると、未経験者に近いところから始めることになりそうで、給与も確実に下がるので怖いです。でも、ここに残ると、やっている仕事と本当にやりたい仕事の差が、どんどん広がっていく気がします。
さらに厄介なのは、その専門的な仕事が苦手なわけでもないことです。ただ、40歳になってもやっていたくはありません。技能もほかへすんなり転用できず、現実的な転職の道筋を考えるたびに、そこでつまずきます。
自分で選んだのではなく、流れで入った専門分野から実際に抜け出した人はいますか? 移った代償のほうが大きかったですか。それとも、最終的には落ち着きましたか?