息子の優しさを見て、親として少し報われた気がしました
20代半ばの次男が、数百キロほど離れたところに住む兄の家へ引っ越すのを手伝っています。引っ越し用のトラックを借りて荷物を積み、出発しました。
2時間ほど走ったところで、トイレ休憩をして軽食と飲み物を買うことにしました。
自分の荷物を取ろうとしたとき、息子が見知らぬ人と握手しているのが目に入りました。気になって、戻ってきたときに「今の人、誰?」と聞くと、息子は「知らない人」と答えました。
それで、どうして握手していたのか聞くと、こう説明してくれました。その人は列の前にいて、店員さんに「2番の給油機で、数百円分だけ入れてください」と頼んでいたそうです。息子は、あまり多くは給油できないのかなと思い、店員さんに「2番の給油機を満タンにしてください」と言いながら、自分のデビットカードを渡しました。最初、その人は遠慮したそうですが、最後には息子にお礼を言って握手しました。
私たちが出発して、給油中のその人の車の横を通りかかると、年季の入った車から手を振り、大きな声でお礼を言ってくれました。
親なら誰でもそうだと思いますが、妻と私は子育てがうまくできているのか、いつも心配していました。今日のことを見て、まあ悪くはなかったのかなと思えました。