サムスンがメモリ供給の約7割を長期契約に、HBM価格も急騰との報道
2026年9月1日のTrendForceの記事を読んで考えたことです。
報道では、サムスンは2031年までのメモリ生産能力の約70%を、NVIDIA、マイクロソフト、Googleなどとの長期契約に振り向けているそうです。HBMのスポット価格も急上昇していて、36GBのHBM3Eは約2,100ドルと長期契約価格の数倍、16段積層のHBM4は約3,500ドル。DRAMは輸出数量が減る一方で、輸出単価は大きく上がっています。サムスンは半導体受託製造のラインをメモリ生産に転用することも検討しているとのことです。
SKハイニックスも韓国内での増産に加え、日本で合弁工場を設ける可能性を探っているようです。立ち上げ初期のHBM4は歩留まりが低く、それも供給を厳しくしています。
自分は、HBMを含むメモリ不足が大手クラウド企業のAIアクセラレーター増設を引き続き制約していて、メモリメーカーが価格を維持・引き上げやすい状況を支えていると見ています。実際にライン転用が決まるか、HBM4の歩留まりが改善するか、顧客別の供給枠に追加情報が出るかを追いたいです。