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本命の投資先は、ニュースの一歩先にあることが多いです

やわらかいフセン

分かりやすい投資先は、誰の目にも入ります。

AIが伸びるならNVDA。 データセンターが急増するなら、有名なインフラ関連株。 原油が上がるなら、石油生産会社。

それでうまくいくこともあります。ただ、誰もが同じ筋書きを理解した頃には、分かりやすい勝ち組の株価に、上昇余地の多くがすでに織り込まれているかもしれません。

そこで私は、別の問いを考えるようになりました。

「この動きが続いたら、次に影響を受けるのは誰か?」

AIの計算需要を追うと、NVDAから、MUやSKハイニックスのようなメモリー関連企業へ視野が広がります。供給不足が価格決定力につながる可能性があるからです。

計算量が増えれば、電力も発熱も増えます。そこからMODやNVTのような企業にも目が向きます。

データセンターの建設が増えれば、用地を整え、電気設備を敷設し、実際に施設を稼働できる状態にする会社も必要です。そこでSTRLのような企業が面白くなってきます。

逆方向にも考えられます。ある会社が値上げを通せるようになったら、その高いコストを負担するのは誰でしょうか? 供給の詰まりが解消されたら、希少性による割高な評価を失う会社はどこでしょうか?

私は、見出しに出てきた銘柄をそのまま追うより、こちらの方が役に立つと感じています。

ただし、テーマとつながっているだけでは足りません。そうした二次的な影響が、いずれ売上、利益率、価格決定力、受注残、キャッシュフローに表れることを重視します。

事業面の見立てに納得できても、買うタイミングにはテクニカル分析を使います。50日・200日移動平均線の方向、支持線、出来高、RSI、重要な価格帯での値動きを確認します。投資の根拠が良いからといって、急角度で上がったチャートを追いかける必要はありません。

ニュースの見出しは、何が変わったかを教えてくれます。

投資で考えたいのは、「その変化が次に誰にとって重要になるのか。そして市場は、もうそこまで気づいているのか?」です。

ご自身でも調べてみてください。

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