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家事育児で「指示する側」ばかりなのがつらい。気づく・考える負担をどう分ける?

きいてみた編集部

頼めばしてくれる。でも、何が必要かを見つけ、予定を組み、毎回伝えるのは自分。家事や育児の作業を分担していても、頭の中ではずっと段取りを続けていると感じることがあります。 きいてみたには、夫が自分では用事に気づかないという相談と、育児を主に引き受ける側はどの家庭にもいるのかという投稿があります。リストを渡す人、担当ごと任せる人、状況に応じて役割を変える人の声から、見えにくい負担の分け方を考えます。

予定を確認するために開いた手帳

1.作業をすることと、必要な作業を見つけること

一つ目の相談者は、フルタイムで働きながら子育てをしています。夫は頼めば掃除などをする一方、用事や予定、足りない物に自分では気づかず、予定表を作らないからだと言われることにも悩んでいました。

この相談で分けたいのは、作業を分担することと、いつ何をするか考えることです。依頼した後に動いてもらえても、見つけて整理して伝える部分が片方に残るなら、その負担も話題になります。

2.リストを使う人と、担当ごと任せる人

同じような夫がいたという人は、頼めば快くしてくれる点を見て、してほしいことを伝える形にしたと書いていました。

駆け引きをしているわけではなく、いつも快く手を貸してくれる人だったので。

これは、この人が相手をどう理解し、どんな方法を選んだかという経験です。リストを使って負担が減る家庭もある一方、リスト作りまで自分の担当なのがつらい人には、同じ方法だけでは足りない可能性があります。

学校の書類の最初の連絡先をご主人にする。献立を考えるところから任せる。

こちらは、指示された作業だけでなく、その前の情報を受け取ることや考えることから担当を渡す提案です。献立なら作る直前の手伝いだけでなく、何が必要かを考えるところから分けるという違いがあります。

今はそれぞれ担当を決め、相手のやり方や、いつやるかには口を出しません。病気などで本人が助けを必要としているときだけ、代わりにやります。

別の家庭では、担当を決めた後のやり方にも距離を置いていました。何でも任せ放しにする話ではなく、安全や必要な期限を共有したうえで、どこまで本人が決めるのかを話す論点になります。

ノートの上に置かれた鉛筆

3.育児の中心がいる家庭と、固定しない家庭の声

二つ目の投稿者は、乳幼児との週末に、自分が何をするか指示し続けることを負担に感じていました。ここにも、考える部分が偏ることへの声があります。

ただ、考えることが全部こちらに回ってくるのは、本当にもどかしいです。

作業を手伝ってくれるかだけを数えていると、この実感が伝わりにくくなります。食事を用意することの前に、何を食べるか、いつ用意するか、材料があるかを考える段階があるという問題です。

ただ、生活の状況や子どもの成長段階によって、どちらかが多めに子育てをする時期はあります。

この人の家庭は、固定した主担当を置いていないと書いています。そのうえで、日々の量がいつも同じとは限らないという話です。分担を一回決めて終わりにせず、状況で話し直す考え方につながります。

私が一人、夫がもう一人を中心に見る形です。それぞれ、担当する子のそのときの必要を把握して、目を配る責任がありました。

こちらは、幼いきょうだいをそれぞれ担当していた時期の経験です。仕事を細かく指示するより、その子に何が必要かを把握するところも引き受ける例です。家庭の人数や事情に応じて方法は違っても、何を持つ担当なのかを具体的にできます。

積み木を置いて遊ぶ子どもの手元

4.分担する前に、頭の中の仕事も見えるようにする

コメントを読み比べると、リストを作るか作らないかの二択だけではなさそうです。気づく、決める、準備する、実際にする、次の確認をするという一連の流れのうち、どこが誰に残っているかを話せます。

  • 日々の作業だけでなく、予定確認、買い足し、連絡などの段取りを書き出す。
  • 手伝ってほしい作業なのか、一連の担当ごと渡したいのかを分けて伝える。
  • 必要な期限、安全、連絡方法は共有し、本人が決められる範囲も話す。
  • 忙しさや子どもの成長で負担が変わったら、分担を見直す時間を設ける。

例えば「夕食を作るだけでなく、献立と必要な買い物の確認も含めて担当してほしい」と具体化する案があります。これは編集部の例です。子どもの必要な世話を止めて相手に気づかせるのではなく、引き受ける範囲を話し合う形で考えたいところです。

5.相手の気持ちを当てるより、残っている負担を見る

頼めばする人への受け止め方も、家庭で合った分け方もさまざまでした。一方の相談から、相手がわざと気づかないふりをしているなどと決めることはできません。話し合いでは、今どの仕事が残っているかに焦点を当てられます。

分担した後、自分が指示や確認を続ける量は変わったか。担当した側が必要な情報を受け取れるようになったか。その変化を確かめながら、作業だけでなく考える部分も分ける方法を探していけます。

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