3歳の子に「おととい」を説明するのって難しい。「きのう」の感覚に気づいた話
数日前、3歳の息子が前にあったことを何でも「きのう」と呼んでいるのに気づきました。最初は、1、2日前のことを昨日だと思っているのかな?と不思議だったんです。
でも、本人にとっては昔のこと全部が「きのう」だったんですね。言い直そうとして、そもそも「おととい」って説明するのが難しいなと思いました。中国語で考えていたのですが、中国語には「おととい」にあたる言葉が別にあります。単に「前の日」と言い足すだけではなく、いつのことか覚えて、過ぎた日を一日ずつ区別しないといけないんですよね。
大人には当たり前でも、初めて考える子には大きなことです。子どもに「おととい」を説明するには、「前」という考え方を教えて、日を区別する手がかりを作らないといけません。「きのう」も、今日が変わると指す日が変わるんですよね。
何度も聞いたり、話題にしたりするうちに、何日前のことかだんだん分かっていくのだと思います。でも、そういう経験がまだなかったらどうなるんだろう。以前、時間のことを理解して言葉にするのが難しい人についてニュースで読んだときは不思議に感じましたが、今は少し分かる気がします。
「きのう」は過去のことをざっくり指す言葉として自然に使い始める一方、「おととい」は教わって身につける言葉なんですね。