Metaは広告事業をAIに賭けていますが、そのAIがワンピースをズボンに変えています
ザッカーバーグは、AIこそMetaの広告収入の未来だと訴えています。ロイターもそのAIの売り込みを取り上げ、実質的な中身より宣伝色が強いと評していました。まあ、CEOなのですから、それが仕事なのはわかります。
でも、同社の広告ツールには、意味不明な文章や、形のおかしい商品画像を生成する問題が出ています。Business Insiderの報道では、ある広告主のワンピースの広告が、シャツとズボンに変わってしまったそうです。eMarketerやMediaPostも取り上げていて、バグで一部の機能が勝手に有効になる問題もあるそうです。
投資家に向けて「AIは広告の未来だ」と語っている一方で、製品はワンピースをズボンにしてしまうわけです。問題が指摘されているのはMetaだけではありません。WIREDは、マクドナルドやコカ・コーラが広告にAI画像を使うことへの反発も取り上げています。その記事で紹介されたギャラップの調査では、米国の30歳未満の人の半数近くが、生成AIは良い影響より悪い影響のほうが大きいと考えているとのことでした。Googleも検索やYouTubeなどの広告にAI表示を付け始め、Snapchatでは完全にAIで生成された動画がおすすめの対象から外れました。さらにニューヨーク州では、広告にAIで生成した人物を使う場合、そのことを表示する法律も施行されています。
この技術を売り込むCEOたち以外は、まだ十分に使える段階ではないと気づいているように感じます。別のやり方に取り組む企業もあって、たとえばIconは、実際のクリエイターや商品を中心に据えているそうです。
これは、またメタバースのような話なのでしょうか?