下がった米国株は本当に割安? 前ほど高くないだけでは
相場が下がったあとの水準は、「安い」というより、前ほど高くないだけではないでしょうか。
その時点のS&P500は、 ・実績PERが約25〜26倍 ・予想PERが約20〜21倍 という水準でした。
どちらも長期の歴史的平均をかなり上回っています。2021〜2022年の熱狂からは落ち着いたにしても、「割安」「過小評価されている」は言いすぎです。
相場が少し下がるたびに、「今世紀最大の買い場だ!」「株がセール中!」という投稿を見ます。でも、まだ割増料金を払っているんですよね。予想PER20〜21倍というのは、この先12〜24か月に相当な利益成長を織り込んでいるということです。その成長が実現しなかったり、高金利が長引いたりしたら、痛い目を見ると思います。
暴落が来るとか、大げさなことを言いたいわけではありません。ただ、この水準を「割安」と呼ぶのは、自分を納得させているだけでは。前年よりは安いですよ。でも割安かと言えば、全然そこまでではないです。
皆さんはどう思いますか。AIやテクノロジーのおかげで、以前より高い評価がずっと続く時代になったのでしょうか。それとも、どんな妥当な基準で見てもまだ高いのでしょうか。実績PER25倍をきちんと説明できる強気の見方を聞きたいです。