赤ちゃんに起きたことが、頭から離れません
上の子はもうすぐ4歳の男の子で、下の子は生後4か月の女の子です。息子は妹が大好きで、いつもそばにいたがります。とても優しく接してくれるのですが、ちょっと構いすぎることもあります。妹を傷つけるんじゃないかと心配したことはありませんが、二人きりにして目を離すことがあっても、1〜2分までです。
金曜の早朝、寝室のクローゼットで仕事に行く支度をしていました。赤ちゃんはベッドの真ん中に寝かせていて、まだ寝返りはできず、シーツの上で天井を眺めていました。掛け布団はベッドの足元まで下げてありました。息子は廊下の奥にある自分の部屋にいました。足音がドタドタするので、寝室に近づいてくるといつも分かります。アクセサリーを選んでいたら、息子がクローゼットに入ってきて驚き、「妹ちゃん、かくれんぼしてる!」と言いました。妹がどこにいるか分からないのかと思い、「ベッドにいるよ。そっとなら、会いに行って大丈夫だよ」と答えました。すると「知ってるよ。今、かくれんぼしてるんだよ」と言いました。
クローゼットの扉から顔を出した瞬間、血の気が引きました。息子が寝室の椅子から重たい毛布を引きずってきて、赤ちゃんの上にすっぽりかぶせていたんです。毛布の下で小さな体が激しくもがいているのに、声も出せずにいました。慌てて駆け寄って抱き上げると、赤ちゃんはすぐに泣き出しました。咳き込んでむせ、顔は真っ赤でした。
赤ちゃんの泣き声に息子もすっかりおびえていて、自分がひどいことをしたと思っているようでした。赤ちゃんが落ち着いてから、まだ力が弱くて、お兄ちゃんみたいに筋肉もついていないから、顔にかかった毛布を自分ではどかせないんだよ、と説明しました。だから、近くに毛布があるときは赤ちゃんの顔が見えるようにしておかないといけないんだよ、と。息子は目に見えて落ち込み、妹を抱きしめたがっていました。「大丈夫だよ。けがはしていないよ」と何度も伝えましたが、自分のせいだと思い込んでいるのが伝わってきました。
もしあのまま気づかなかったらと思うと、今でも動揺します。息子が私のいるクローゼットに来るまで、赤ちゃんがどれくらい毛布の下にいたのか、どれほど怖かったのかも考えてしまいます。息子が妹を傷つけてしまったと思ったときの顔も、胸に残っています。窒息で亡くなった赤ちゃんや、そのご家族がどれほどつらかったかまで考えてしまい、あの場面を何度も思い出してしまいます。
今回のことで、私の不注意が危険な状況を招いたと痛感しました。分かっていたはずなのに。自分は母親失格だと思ってしまいますが、二度と同じことが起きないようにします。