早期退職から半年。まだ、いつか終わる長い休暇のように感じています
44歳で早期退職しました。資金の見通しも立ち、何年も準備して、自分で考えて決めたことです。恵まれた結果に文句を言いたいわけではありません。ただ、あまり聞いていなかったことについて、正直に書いてみたいです。
気持ちが、まだ完全には切り替わっていません。月曜の朝に目が覚めると、ほんの一瞬、22年間の癖で「今週は何を準備しないといけないんだっけ」と考えるんです。それから、もう働いていないんだったと思い出して、ほっとします。でも20分もすると、何をすればいいのか分からない感じになって、何かを終わらせた実感が欲しいだけで細々した用事を片づけ、午前中が過ぎてしまいます。
一番不思議なのは、まだ休暇中のように感じることです。最初の2か月は、誰かに「はい、休みは終わり」と言われるのを、どこかで待っていました。不安というより、これがこれからの生活なんだと、まだ実感できていなかったんですね。朝の散歩を終えて「さて、残りの時間は何をしよう」と考える感覚が、月曜には仕事がある土曜日みたいなんです。
このことを調べてみると、どうやら珍しくないようです。自分のあり方を捉え直すには、思う以上に時間がかかるんですね。仕事が好きだったからというより、ほかのすべてを組み立てる軸になっていたので、自分でも気づかないうちに、仕事が自分の一部になっていました。
少しずつよくはなっています。週1日のボランティアを始めたのは、よかったです。家でも、いくつか取り組んでいることがあります。最初の1か月に比べれば、毎日を自然に過ごせるようになってきました。
これから退職する人で、初日から自由を満喫できると思っているなら、最初は「ものすごく長い日曜の午後」みたいに感じることもある、と知っておいてほしいです。もう仕事に戻らなくていいのだと心から思えるまで、予想以上に時間がかかりました。